平成30年度セミナー

日本医学放射線学会関東地方会セミナー

プランナー:古川 顕(首都大学東京)
開催日:平成 31 年 2 月 9 日(土)
会 場:東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井カンファレンス ルーム1+2
テーマ:消化管疾患:CT、MRI診断のすべて

新津守先生

 平成30年度日本医学放射線学会関東地方会セミナー当日は、雪の舞う天候となり交通の乱れが心配されましたが、朝から多くの参加者で会場は賑わい、素晴らしいセミナーとなりました。参加いただいた先生には深く御礼申し上げます。
  今回のセミナーでは、『消化管疾患:CT、MRI診断のすべて』と題して、消化管の最新の画像診断を取り上げました。消化管の画像診断は、バリウム検査の役割が内視鏡検査へ大きくシフトしたあと、 CTやMRIに代表される断層画像検査が新たな役割を担う検査法として登場し、現在では腫瘍性疾患、炎症性疾患、救急疾患など幅広い疾患の診断に活用されています。セミナーでは、CTやMRIが診断に深く寄与する消化管疾患を幅広く取り上げ、13人のエキスパートの先生に、総計8時間30分におよぶ講演をいただきました。素晴らしい講演をいただきました講師の先生に深く感謝申し上げます。
 最後に、セミナーの準備、当日の運営に多大な支援を賜りました土屋一洋先生、那須寧子さま、会場選定でお世話になりました松野真理子さまに深く御礼申し上げます。

古川 顕
首都大学東京(東京都立大学)


平成 31年 2月 9日(土)
  09:00〜12:15 座長: 古川 顕(首都大学東京)
1. 09:00〜09:30 消化管疾患のCT所見 総論 谷掛 雅人
(京都市立病院 放射線診断科)
2. 09:30〜10:00 発生異常に起因する
消化管・腹膜の疾患
井上 明星
(東近江総合医療センター 放射線科)
3. 10:00〜10:30 絞扼性腸閉塞の画像診断 松木 充
(近畿大学医学部 放射線診断科)
  10:30〜10:45 休憩
4. 10:45〜11:15 内ヘルニアの画像診断 竹山 信之
(昭和大学藤が丘病院 放射線科)
5. 11:15〜11:45 CT colonographyによる
大腸画像診断の現状と課題
飯沼 元
(国立研究開発法人
国立がん研究センター中央病院 放射線診断科)
6. 11:45〜12:15 直腸癌のMRI診断 今井 裕
(東海大学医学部専門診療学系画像診断学)
  12:15〜13:30 休憩
  13:30〜15:30 座長: 白川 崇子(首都大学東京)
7. 13:30〜14:00 急性虫垂炎・メッケル憩室炎 森田 賢
(東京女子医科大学病院 画像診断・核医学科)
8. 14:00〜14:30 薬剤性腸炎 田中 絵里子
(昭和大学藤が丘病院 放射線科)
9. 14:30〜15:00 感染性腸炎のCT検査所見 堀木 紀行
(三重大学医学部附属病院 光学医療診療部)
10. 15:00〜15:30 クローン病 北詰 良雄
(東京医科歯科大学医学部附属病院 放射線診断科)
  15:30〜15:45 休憩
  15:45〜17:15 座長: 水沼 仁孝(那須赤十字病院)
11. 15:45〜16:15 腸間膜虚血:画像診断 中村 優子
(広島大学 放射線診断学)
12. 16:15〜16:45 さまざまな腸管虚血 中井 雄大
(東京大学大学院 放射線医学講座)
13. 16:45〜17:15 腸間膜虚血の治療とIVR 金﨑 周造
(医療法人財団康生会武田病院 放射線科)

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