第451回定期大会

第451回日本医学放射線学会関東地方会定期大会終了のご挨拶

会 長:竹林 茂生(横浜市立大学附属市民総合医療センター放射線部)
開催日:平成 29 年 6 月 10 日(土)
会 場:神奈川県立かながわ労働プラザ(Lプラザ)

加地先生 451 プログラムPDF

 予想通り、蒸し暑い一日でしたが、イーゼルに乗せたパネルをベースにレイアウトされた会場では、予想を超えた265名の方が参集され、有意義、かつ活発な意見交換が行われ、盛会裡に会は終えることができました。87名の方が参加された楫先生が講師であった指導者名講習会では立ち見の状態での受講を余儀なくされた先生方には、不行き届きの点、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。一般口演発表32題、ポスター発表5題の計37演題の発表がありました。学生さん、初期研修医の先生のご発表も将来の放射線科医らしく、堂々としたものでした。

 今回、大会ではJRS会員以外の先生方に、特別講演、ランチョンセミナー、必須講習会、定例講座をお願いいたしました、とくに米国横須賀海軍病院放射線科のアメリカ人医師の先生方には、ボランティアとしてご講演、コメンテーターを引き受けていただき、恐縮している次第です。彼らのホール会場での英語、とともに、ポスター発表では中東から留学されている先生も英語され、若いレジデントの先生には良い刺激になったと思われます。育てようレジデント! 魅せる放射線科医に!のテーマに沿ったもう一つの企画である超音波ハンズオンセミナーに関しても講師の先生の熱いマンツーマンの指導がとても好評でした。一方、急遽、クイズ症例を呈示しましたが、これは低調な解答応募状況で、前もって用意し、film reading interpretation の形式が望ましかったと反省しております。
 最近の医薬業界の変化は、多額の経費、多くのマンパワーが必要とされる学会開催の逆風となっております。開催者にとって、多数の先生が関東地方会に参加していただけるのが、一番の励ましになるとおもいます。次回12月の学会も多数の先生の参加をよろしくお願いいたします。

竹林 茂生(横浜市立大学附属市民総合医療センター)

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